東和マッサージ 中野 の日記
-
喫煙女子に朗報です 生理1週間前の禁煙開始がポイント
2015.04.19
-
女性には「禁煙に成功しやすいタイミングがある」という驚きの研究結果が発表されたのだ。
■研究の内容は? 今月5日、英紙「The Daily Mail」をはじめとする複数の海外メディアが報じたところによると、今回の研究結果を学術誌『Psychiatry Journal』に発表したのは、カナダ・モントリオール大学のエイドリアナ・メンドレク教授のグループだ。 研究グループは、1日に15本以上のタバコを吸う被験者(男女34人)を集めて今回の調査を実施。喫煙行動に関する様々なアンケートのみならず、喫煙を想起させる写真を見た時の脳の変化を探るためMRI検査も行われた。特に女性喫煙者に対しては、月経周期の異なるタイミングで2回のMRI検査が行われたという。そしてついに、禁煙に関する驚くべき性差が明らかになるのだった。
■禁煙についての新事実!! 研究グループは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2種類の女性ホルモンが、“吸いたい”という欲求や離脱症状と深く関係していることを突き止めた。これらの女性ホルモンが減少している時期ほど、喫煙欲求をつかさどる神経回路が活発に働き、離脱症状も深刻化していたのだ。 この事実は、女性喫煙者には男性喫煙者よりも禁煙に困難が伴う時期があることを示すと同時に、女性ホルモンの増減が繰り返される月経周期において、禁煙に適したタイミングが存在することを意味している。
以上の結果を踏まえて研究グループは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が多く分泌される時期、すなわち生理開始日の約1週間前(分泌期の中間)を“女性が禁煙に成功しやすいタイミング”と結論づけた。また逆に、女性ホルモンの分泌が少ない時期、すなわち生理の直後(増殖期のはじめ)を“禁煙の開始日としてふさわしくないタイミング”とした。 メンドレク教授は、禁煙には「ストレス」や「不安」、「憂鬱」などが強く影響することを認めながらも、 「月経周期をしっかりと考慮することが、女性の禁煙には役立つのです」 と語り、研究の意義について強調している。また今回の発見によって、(禁煙について)もっと生物学的な視点が重視されるようになることを期待しているようだ。 「嗜好をつかさどる神経生物学的メカニズムをさらに理解することで、喫煙者の特性に応じた、より的確な禁煙方法が実現されるでしょう」(メンドレク教授)
タバコを止めたい女性にとって、間違いなく有益となるであろうメンドレク教授の研究結果。いつも数日で禁煙に失敗してしまう喫煙女子は、禁煙開始のタイミングが間違っていたのかも!? 以上の結果を踏まえて研究グループは、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が多く分泌される時期、すなわち生理開始日の約1週間前(分泌期の中間)を“女性が禁煙に成功しやすいタイミング”と結論づけた。また逆に、女性ホルモンの分泌が少ない時期、すなわち生理の直後(増殖期のはじめ)を“禁煙の開始日としてふさわしくないタイミング”とした。 メンドレク教授は、禁煙には「ストレス」や「不安」、「憂鬱」などが強く影響することを認めながらも、 「月経周期をしっかりと考慮することが、女性の禁煙には役立つのです」 と語り、研究の意義について強調している。また今回の発見によって、(禁煙について)もっと生物学的な視点が重視されるようになることを期待しているようだ。 「嗜好をつかさどる神経生物学的メカニズムをさらに理解することで、喫煙者の特性に応じた、より的確な禁煙方法が実現されるでしょう」(メンドレク教授)
タバコを止めたい女性にとって、間違いなく有益となるであろうメンドレク教授の研究結果。いつも数日で禁煙に失敗してしまう喫煙女子は、禁煙開始のタイミングが間違っていたのかも!?