東和マッサージ 中野 の日記
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原因たんぱく、発症前に判定=アルツハイマー、血液から―長寿研
2014.11.13
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アルツハイマー病につながるたんぱく質「アミロイドベータ」が脳に異常に蓄積しているかどうか、血液から判定する方法を発見したと、国立長寿医療研究センター(愛知)などの研究チームが日本学士院発行の11日付の学術誌に発表する。治療薬開発に役立つと考えられるほか、将来はアルツハイマー病発症前の検査に使える可能性もあるという。
同センター研究所の柳沢勝彦副所長、ノーベル化学賞を受賞した田中耕一島津製作所シニアフェローらが共同で研究を行った。
研究チームは血液中に、脳から流れ出したとみられるアミロイドベータに似たたんぱく質「APP669―711」があることを発見。血中のアミロイドベータの量と比較し、脳へのアミロイドベータ蓄積の有無を判断することに成功した。
患者ら62人の血液を調べ、現在、蓄積の診断に用いられている陽電子放射断層撮影(PET)と比較したところ、92.5%の確率で蓄積を判定できた。
アルツハイマー病はアミロイドベータの蓄積から始まり、神経細胞の機能低下、認知症などの発症と長期間かけて進行する。研究チームは、今回の検査法で発症前の患者を集められれば、発症を防ぐ薬の開発に役立つとしている。検査法の実用化も目指す。