東和マッサージ 中野 の日記
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腰痛と肝臓の疾患の関係
2014.05.21
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肩マッサージ
肝臓は、人間のもつ臓器の中でもっとも大きなサイズのものです。24時間休むことなく動いています。肝臓には無数の細胞がありますが、神経が走っているわけではありません。肝臓の血液の浄化能力はとても高いものですが、毎日アルコールの摂取を続けるなどの不摂生を続けると、肝臓に中性脂肪がたまりだし、脂肪肝となってしまいます。 脂肪肝がある一定のサイズを超えると、周辺組織に痛みが走ることがあります。しかし、腹部よりには胃があるため、腰の痛みとなって現れる場合があるのです。 体の奥のほうでジンジンと痛むような腰痛がある場合には、このような肝臓などの内蔵による痛みである可能性があります。
腰の痛みをよく感じる 通常の腰痛は、急性にせよ慢性にせよ、腰の筋肉に原因があります。体のバランスであったり骨盤であったりその原因は様々ですが、傷んでる場所は筋肉なのです。そして、そうした筋肉の中には緊張している「トリガーポイント」と呼ばれる痛点があるのですが、肝臓の痛みである場合にはそのような点ではなく面の痛みを感じることが多いそうです。 しかし、厄介なのは肝臓の悪化による腰痛は、通常の筋肉の緊張による腰痛も併発しやすいようです。もし、ジクジク痛むような痛みを感じた場合は、注意してみましょう。 顔色や肌色をみる 肝臓が悪い場合、顔や肌が黒ずんできたり、血栓症を起こしやすくなったり顔や脚がむくみやすくなっています。
若し顔に黒い斑点がでていたり、肌色が悪く感じられる場合には肝臓など内蔵の病気である可能性もあります。腰痛だけではなく、他の部分にも目配りをしておきましょう。 なお、こうした症状は、肝臓だけではなく腎臓などの悪化によっても引き起こされるケースが多いようです。
「ツボを押す」 肝臓のツボを押してみて痛みを感じる場合、腰痛の原因が肝臓にある場合があります。肝臓が弱っている程度の段階でも痛みをかんじるそうです。
まずは「太衝(たいしょう)」のツボがあります。血液に関するツボであり、肝臓が疲れている時には痛みをかんじるとのことです。 足の親指と人差し指の間の骨の間を滑らしながら足首のほうへと親指でなぞってみましょう。そのなかで一番凹んでいるところがそのツボです。親指でもみもみと揉みながらマッサージをしてみましょう。 曲泉(きょくせん)は、膝を深く折り曲げたところにできる、シワの端の少し凹んだところにあるツボです。ここは肝臓のツボで肝臓が弱っている人が強く押すと痛みを感じるます。3、4秒ほどゆっくり押してみてください。肝機能を高め、血行を良くしてくれます。 足の浮腫をとるツボとしても非常に有名です。慢性的な肝炎の人は押すとひどく痛むことでもしられています。