東和マッサージ 中野 の日記
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五十肩
2014.02.26
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肩マッサージ
ひとくちに五十肩(肩関節周囲炎)といっても、いくつかの症状によって、原因が異なります。
肩関節の周辺には、筋肉のほか、骨と骨をつな靱帯や、筋肉と骨をつなぐ腱が複雑に入り混じっ
ています。さらに、腱板という板状の腱が、上腕骨と肩甲骨をつないでいます。この腱板は大きな
負担がかかる部位でもあり、腕を上げる動作を繰り返していると、やがて腱板が傷んできます。
例えば、石灰沈着性の場合、腱板に石灰がたまり、炎症がおこります。これは、比較的女性に多
く、関節包が炎症する場合もあり、こちらは男女差はあまりありません。また、腱板が断裂して炎
症がおこるというものもあり、こちらは加齢や重い荷物を持ったりする仕事の人が多く罹患しやす
いようです。
初期は痛みが強く、 「眠れない」「腕を動かせない」など訴える方が多いですが、2~3ヶ月経つと
安静時痛は収まり、動作時痛が残るパターンが多いです。
しかし、痛みが強すぎる場合は、エックス線あるいはMRIの画像診断をして、実際に関節の状況
を把握しておくと、治療に有効でしょう。
吸い玉治療も有効です。ご相談ください!!
