東和マッサージ 中野 の日記
-
手根幹症候群
2014.02.04
-
肩マッサージ
手関節や指の屈筋の緊張が持続するスポーツや仕事などでおこりやすい関節症状です。
また、わずかな腫脹が手首の真ん中を通る、正中神経の圧迫を増加させる、捻挫などでもおこり
ます。「正中神経」は手の機能を司るおもな2つの神経の1つで、拇指と示指の知覚を支配してい
ます。この神経は手首をぐるりと取り巻くようにある、手根管の中を通っており、物をしっかり握っ
たり、手首を曲げたままの状態や伸ばしたままで増悪するようです。
初期の段階では、手に痛み・うずき・しびれが生じ、それは拇指から中指にかけて出ることが多い
です。
手関節の掌側を軽く叩いて、指先に放散するようなビリビリした衝撃を感じたら、この兆候である
可能性が高いでしょう。しびれやこわばりは、睡眠中に出現しやすく、起きてすぐが一番症状が強
いようです。治療法としては、手を休める・・・のが一番ですが、どうしても動かさざるを得ないとき
は、一時的に固定してもよいですが、圧迫しすぎると逆に痛くなりますので、消炎剤を利用しなが
ら、軽い関節運動をしたり、手や肩、首のマッサージを併用するのもよいでしょう。
