東和マッサージ 中野 の日記
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足のしびれが症状となって現れる病気
2012.08.08
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腰部脊柱管狭窄症
下肢の痛み、しびれ、脱力のために歩けなくなるが,少し休むとまた歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」が最大の特徴の腰部脊柱管狭窄症は、中高年に多い病気といわれています。
しかし腰部脊柱管狭窄症になってしまっても、年齢のせいだからと諦めてしまう事はありません。
意識の持ちようやちょっとした努力で、症状の進行を遅らせることができます。
日常生活を少し工夫することでかなり症状を軽減できます。
症状が軽い場合は、日頃からの姿勢に注意したり、肥満の予防と改善に心がけたり、年齢や生活環境にあった適度な運動を取り入れるようにします。
神経を圧迫するような動作や姿勢を避けることです。背中を反らせる姿勢は、脊柱管をより狭くして神経を圧迫するので、脊柱管を少し広くするためには、歩く際に前かがみの姿勢を心がけます。
歩く時に杖を使ったり自転車に乗ったりなどで、前かがみの姿勢を保つ事ができます。
寝る時は仰向けだと腰がそってしまいますので、バスタオルなど膝の下に入れて寝るようするといいでしょう。
こうする事によって、膝が曲がって腰がそりにくくなります。
腰に負担がかかる、重い荷物を持ち上げたり腰をひねったりという動作もしないように心がけます。
長い時間同じ姿勢をとることも要注意です。
しかし、腰に負担がかかるからといって安静にしていればいいというものではありません。
身体を適度に動かして筋力をつける事も必要です。
腰部脊柱管狭窄症は鍼灸マッサージなどの治療でも効果がありますのでそのような方は是非ご相談ください。