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東和マッサージ 中野 の日記

坐骨神経痛は病名ではありません・・・・

2012.08.02

今日からは足のしびれについて書きたいと思います。

坐骨神経痛になるのは中高年の人ばかりではありません。
 
以前は40代を過ぎると坐骨神経痛になりやすいと言われていましたが、最近では若い人でも坐骨神経痛の症状が出る事があります。若い人の場合最も多いのは、腰椎椎間板ヘルニア、次に梨状筋症候群が挙げられます。
 
最近の若い人の食生活による栄養不足が原因ではないかと考えられています。
女性の場合、妊娠がきっかけで坐骨神経痛になってしまったという人もいます。

坐骨神経痛をわかりにくくしている理由の一つは、坐骨神経痛が特定の疾患を指す病名ではないからです。
坐骨神経痛は、何らかの原因(疾患)によって坐骨神経が刺激され、坐骨神経が通る領域(臀部から太もも、ふくらはぎなど非常に広範囲)に生じる痛みや痺れといった症状そのものを指す名称です。

坐骨神経痛になる主な原因は、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)ぎっくり腰、腰椎すべり症、腰椎分離症などの腰の病気が挙げられます。
 
坐骨神経痛は、坐骨神経がこれらの病気によって圧迫されて発症する神経痛です。
 
つまり、坐骨神経に異常があるわけではなく、椎間板や骨、神経、筋肉などに異常が出た事によって起こっているのです。
 
坐骨神経痛の症状に足のしびれがありますが、その原因は足にはなく腰からきていますので、坐骨神経痛が発症した場合は、何か腰が関係する病気を持っているという事になります。
そしてその病気を治療しなければ坐骨神経痛も改善されません。

 坐骨神経痛は進行性の神経痛です。
 
その症状は、坐骨神経の圧迫の変化によって症状が進んでいきます。
 
坐骨神経痛の症状は、おしりのしびれから始まり、太ももの裏側から膝にかけての足のしびれ、そして末期になると足の先にまでしびれが出てきます。
 
放っておくと排尿障害まで引き起こす事もあります

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