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「咬(か)み合わせ」の改善で心身を健康に・・・

2016.04.16

歯や顔の表情をきれいに見せるだけではなく、肩こりや頭痛などさまざまな体の問題、さらには、うつなど心の問題にも深く関わりがあるという咬(か)み合わせ。そこで今回は、大阪大学名誉教授で日本咬合臨床研究所所長の丸山剛郎氏に、咬み合わせがずれる原因や、それによって引き起こされる様々な問題、その改善・予防法について教えていただいた。 *** かみ合わせには、歯と歯が合わさる「噛み合わせ」と、上あごと下あごが合わさる「咬み合わせ」があります。今回ご説明するのは後者のほうです。正しい「咬み合わせ」の定義にはいろいろありますが、ここでは下あごが体の中心線に対して正しい位置にあることを正しい「咬み合わせ」としています。 特に子どもの場合、乳歯列の時期は顎関節(がくかんせつ)の未成長などもあり、下あごがずれやすい構造になっています。また、乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列の時期は、不規則に歯の交換が行われるため噛み合わせにがたつきが生じ、あごがずれやすくなります。ほかに歯科治療、頬づえや寝相など、あごに繰り返し特定の力を加えたり、むちうち症(自動車事故とは限らず遊具などによる)など大きな力が加わったりすることによってもあごはずれます。また虫歯も原因のひとつです。 人間は直立二足歩行に進化したため、下あごは、頭部の前下方に斜めにぶら下がり、上あごと下あごの間には2~3ミリの隙間があります。その下あごがずれると、頭と頭を支える頸椎(けいつい)もずれようとします。すると、頭と頸椎のずれを防ぐために、頭・頸部の筋肉が無理な働きをするのです。頸椎のそばには、脳へ血液を送る大きな血管があります。そのため、頭・頸部の筋肉が無理な働きによって硬直すると、脳や首回りの血流障害が起こり、頭痛や不眠などのさまざまな症状が起きたりするのです。また、下あごのずれは脊柱(せきちゅう)のゆがみも引き起こし、首・肩こりや、胸椎、腰椎の湾曲によるさまざまな問題発症へとつながる可能性があります。 心も体も未発達の子どもたちにとって、しっかりと食べ物を噛み、あごや脳の発育を促すことは、とても大切なことです。特に乳歯は、永久歯の歯並びと噛み合わせが完成するまでの水先案内人の役目を持っています。ですから、この時期の虫歯はなるべつくらないようご注意ください。また、なるべく早い段階で「咬み合わせ」、すなわち、あごのずれに気づき、対処することをおすすめします。  

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