東和マッサージ 中野 の日記
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筋ジス原因、新たに発見=治療法へ応用期待
2016.02.28
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筋力が低下する進行性の難病「筋ジストロフィー」の原因を新たに発見したと、神戸大などの研究チームが発表した。治療法の開発に応用が期待できるという。論文は25日付の米科学誌セル・リポーツ電子版に掲載された。
筋ジストロフィーは遺伝性の病気で、国内の患者は約2万5000人とされる。
神戸大の戸田達史教授らの研究チームは、病気の原因とされる筋細胞表面のたんぱく質「ジストログリカン」と結合する糖鎖の構造を解析。一部のバクテリアや植物にしか存在が確認されていなかった「リビトールリン酸」というキシリトール系の糖が、人にも存在することを初めて発見した。筋ジス患者は、この糖が不足していた。
リビトールリン酸の原料となる物質を、筋ジスの病気を再現したモデル細胞に投与すると、糖鎖の異常が回復したという。研究チームは、原料の物質を使った治療法の開発を目指している。