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男性の4倍も! 片頭痛はなぜ女性に多い?

2016.01.10

女性ホルモンと深い関係。20~40代に多く妊娠中は少ない

日常生活に支障をきたす強い痛み。予防は頭痛の誘因を避けることが第一、ストレスをためず規則正しい生活を

片頭痛は女性に多く男性の4倍も!
 原因となる病気がなく頭痛をくり返すことを慢性頭痛といいますが、慢性頭痛のなかでも特に女性に多いのが「片頭痛」です。片頭痛はズキンズキンと脈打つような強い痛みが特徴で、こめかみから目のあたりにかけて強い頭痛が数時間から2~3日も続きます。

 「片頭痛」といっても頭の両側が痛む人も40%ほどいて、吐き気や嘔吐(おうと)を伴ったり、光や音に過敏になることもあります。また、頭を振ったり体を動かすと痛みがひどくなるため、頭痛が起こると寝込んでしまう人が多く、仕事や日常生活への影響が大きい頭痛といえます。

 頭痛の前にキラキラ光る点やギザギザ(前兆)が見える人もいますし、生あくびや肩・首のこり、手足のむくみ、疲労感や空腹感などの症状(予兆)が1~2日前からみられる人もいます。

 日本には片頭痛に悩む人が約840万人いるといわれますが、特に多いのは20~40代の女性で、女性が男性の4倍と圧倒的に多いのが特徴です。なぜ「片頭痛」は女性に多いのでしょうか?

女性ホルモンの変動が大きくかかわっている

片頭痛の原因はまだよくわかっていませんが、脳の血管の周囲にある三叉(さんさ)神経が何らかの刺激を受けることで神経伝達物質が分泌され、その結果頭の血管の拡張と血管周囲の炎症が起こり、痛みを起こすと考えられています。

 そして片頭痛の発症には女性ホルモン、なかでもエストロゲンの変動が大きくかかわっています。
 実際、エストロゲンが急激に減少する月経直前から月経3日目までの間や排卵日周辺に片頭痛の発作を起こす人が多いこと、エストロゲンの分泌が多い妊娠中は発作が減少し、出産後に再発する人が多いことなどが知られています。
 閉経以降は、片頭痛は少なくなるものの、完全になくなるというわけにはいかないようです。

 また、片頭痛と遺伝との関連も指摘されており、特に母親に片頭痛がある場合娘の約70%に遺伝するといわれています。このことも、女性に片頭痛が多い理由の一つになっています。



何が片頭痛の誘因かを知り、それを避けることが予防の第一  片頭痛の誘因は女性ホルモンだけではありません。ストレスがかかったときや緊張から解放されたときに片頭痛が起こるという人も多いですし、睡眠不足や寝すぎ、気候、アルコールなども片頭痛の誘因になります。

●片頭痛の代表的な誘因
・ストレス、ストレスからの解放(週末など)
・睡眠不足、寝すぎ、昼寝、過労など
・気圧や気温の急変、香水などのにおい、強い光、騒音、人込み、旅行など
・アルコール
・カフェインのとり過ぎ、空腹など

 自分にとって何が頭痛の誘因となるかを知っておけば、それを避けることで予防につなげることができます。また、日頃からストレスをためないこと、食事を3食きちんととって規則正しい生活をすることも大切です。

セルフケアで対処できない場合は早めに受診を
 

片頭痛が起こってしまったら、暗い静かな部屋で横になったり、こめかみなどの痛む場所を冷たいタオルなどで冷やすと、痛みを和らげる効果があります。また、痛み出したときにコーヒーなどでカフェインをとると、血管が収縮して痛みが和らぐことがあります(とりすぎは逆効果に)。
 

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