東和マッサージ 中野 の日記
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野球の心理学6
2015.11.07
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セルフコントロール
日常の中から自分で「これは変えられる」「これは変えられない」と分類する癖をつけることです。
人間のモチベーションが下がるのは「変えられないもの」にエネルギーを注いでいる時です。
モチベーションをコントロールするためには、出来事を「変えられるもの」と「変えられないもの」に分け、「変えられるもの」にエネルギーを注ぐようにします。
① 「他人」VS「自分」
「監督が分かってくれない」「あいつさえいなければ、僕がレギュラーなのに」など自分ではコントロールできない『他人』にエネルギーを注ぐのではなく、 「監督が分かってくれるには自分がどんなプレーをすればよいのか」 「レギュラーを獲るために自分が何をすれば良いのか」
という発想で、コントロールできる自分を変えること。
② 「感情」「生理現象」VS「思考」「行動」
「この練習嫌い」という感情、「疲れた」という生理現象は変えられません。
しかし、「この練習から○○を得よう」と考え方を変えたり、「疲れをとるために寝る」という行動を変えることはできます。
年をとることは止められない。でも歳をとることでプラスなこともあるという「思考」を変えることはできますね。
③ 「過去」VS「未来」
「あの時にヒットを打っていれば...」「あの時にミスしなければ...」など過去の失敗を気にするとドンドンモチベーションが下がってくきます。
いくら過去の失敗を悔やんだ所で何もプラスにならない。その時間を「次の試合でヒットを打つためには」「次、ミスをしないためには」を考え、変えられる未来たのめに行動しましょう。