東和マッサージ　中野 | 日記 | かめばかむほど・・・。

かめばかむほど顔の筋肉は鍛えられ、人間は表情が豊かになります。また、かめばかむほど食べ物は味が出ます。するめはアミノ酸の１種タウリンを含んでいて、表面の粉にはタウリン、うまみが詰まっています。昆布のうまみはグルタミン酸で、脳内では神経の働きを活発にします。
　高齢者、認知症の人に、よくかんでいただくことで、脳の働きが活発になり、認知能力が回復することが知られています。頭がよくなるということではありませんが。
　また、かめば、かむほど、唾液が出ます。炭水化物は、吸収のよい糖に消化されて、のみ込むように急いで食べるよりは、早く満腹感が得られます。そして唾液は口の中のかすや細菌を洗い流し、口内を清潔に保つ働きもあります。
　かむことで、食べ物を小さく、出た唾液は湿り気を与えて食べ物を飲み込みやすくし、口の中などの粘膜を傷つけないようにする役割も持っているのです。