東和マッサージ 中野 の日記
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<熱中症>高齢者は過信と脱水体質に注意
2015.08.11
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厚生労働省は「熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者」と指摘し、扇風機やエアコンの適切な使用を呼びかけている。また、医療関係者は「高齢者は自身の脱水症状に気づきづらいため、周りのフォローが必要だ」と指摘する。
高齢者は、年を重ねるのに伴って体内の水分が減少しており、熱中症につながる脱水症に陥りやすい体質になっている。しかし、脱水症に詳しい兵庫医科大の服部益治教授(小児科)は「高齢者は脱水を感じにくい五感になっている上、『私は大丈夫』と過信する傾向がある。高齢者に注意を呼びかけて意識を変えるのは難しく、近所の人や訪問医療者が天気の話題をして一緒に水分を補給したり、室温の高さを指摘して冷房の使用を促したりするフォローが必要だ」と話している。
温湿度から熱中症の危険度を表示する「熱中症計」も市販されていて、高齢者に視覚で訴える効果があるという。