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「夏の冷え症」にならないための梅雨の時期の過ごし方

2015.06.03

最近は“夏の冷え症”という言葉をよく耳にします。「暑いのに冷え症?」と思う方もいるでしょうが、薄着で過ごしているのに、どこに行ってもエアコンが効いているため、実は夏になると冬よりも体を冷やしていることが多いのです。

今回は、そんな夏の冷え症を防ぐために、梅雨の時期にやっておくべきことをご紹介します。



■体に残った水分が体を冷やす

東洋医学の考えでは、梅雨の間に湿気などが体に悪いものとして体内に入り、“湿邪(しつじゃ)”となってさまざまな不調をおこします。余分な水分が五臓の“脾”に負担をかけ、代謝や胃腸などの機能低下を引き起こします。

梅雨が明けても、余分な水分は体の中に留まっています。本来であれば、夏になると体温も上昇し、汗をかき、新しい水分摂取量が増えるので、滞留している水分の多くは排出されるはずのですが、エアコンの影響や冷たい飲み物・食べ物を摂り過ぎていると、悪い水分が排出できなくなります。

体に溜まった水分は下半身に落ちていく性質があります。それによって体の中の熱を上半身に押し上げるので、夏の熱気で体を温めていた熱が上半身に偏ります。すると、顔が暑く、足が冷えた状態になってしまいます。特に、室内で仕事をする時間が長いと足元だけが冷えてしまい、むくみや痺れの原因になるのです。

また足が冷えると消化器系の働きが低下して、体に必要な栄養が滞ることになります。体のだるさや、疲れがとれないなどの症状がおこります。そして足が冷えた状態でそのまま一日を過ごしていると、良質な睡眠もとれなくなり、疲労感が増してしまいます。



■梅雨時期の食べ方

夏にそうなってしまわないために、梅雨のうちに対処しておくことが大切です。

梅雨から夏にかけて、ただでさえ“脾”の働きに負担がかかる中で、冷たいものや生ものを食べ過ぎると、さらに“脾”に負担がかかってしまいます。スタミナをつけようとして、脂っこいものを食べ過ぎたりするのも良くありません。

冷たい飲み物を全く飲むなというのは酷ですが、梅雨の期間に長時間エアコンの効いた部屋にいる時は、温かい飲み物にしてはどうでしょうか。仕事後の冷たいビールも、温かい食べ物と一緒に飲むと負担を減らせます。



■梅雨は歩こう

筋力が低下していると末梢の循環機能も低下するため、下半身の筋力を低下させないようにすることも必要。そのためには歩行運動が効果的です。梅雨の間に出来るだけ歩いて足の筋力を維持し、猛暑で運動量が低下する夏に備えるのが良いでしょう。

少しずつ距離を長くするなど、初めから長時間の歩行運動をするのではなく、疲労を感じない程度に体と相談しながらしましょう。雨の日は歩くことが億劫になると思いますが、体のために継続する事が大切です。



■梅雨はお風呂に浸かる

また、入浴も重要です。シャワーだけでは下半身の冷えはとれないので、下半身だけでも湯船に浸かることが必要です。そして入浴前と入浴後にしっかりと水分補給をしてください。新しい水分を体に供給し、体の中の水分循環を促進させ、悪い水分を排出できます。



梅雨の間に夏に向けて体を備えることが出来れば、夏バテなどの予防にも繋がります。一足早く体を整えて、夏を気持ちよく過ごせる体を作っていきましょう。

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